1947-12-03 第1回国会 衆議院 決算委員会 第26号
この中で一應のバランスはとり得たのでありますが、しかしこれはまつたく形の上で、總額の中で豫算の收支をとり得たということが言えますけれども、企業實體そのものから見たならば、あまり芳しくないやり方ではなないかと考えます。從つて私どもの考えとしては、いわゆる一般會計と同樣な豫算編成という方式を改めて、收支の帳じり、收支の差額というものについての國會の事前の御協贊というふうなことで仕事を進めていく。
この中で一應のバランスはとり得たのでありますが、しかしこれはまつたく形の上で、總額の中で豫算の收支をとり得たということが言えますけれども、企業實體そのものから見たならば、あまり芳しくないやり方ではなないかと考えます。從つて私どもの考えとしては、いわゆる一般會計と同樣な豫算編成という方式を改めて、收支の帳じり、收支の差額というものについての國會の事前の御協贊というふうなことで仕事を進めていく。
われわれは企業の獨立採算制をとります上に、企業實態の企業性をもたせるために、今囘は特別會計を二分いたしまして、そうして省營自動車というものの企業體の實態を明らかにし、收支の均衡を保つていきたいと考えておるようなわけであります。
併し現在の行政と、國鐵運營という企業實行と、この二つが併存しておつて、行政がむしろ國鐵の庇の下で行われておる。こう見られる限りは、どうも道路行政を運輸省に移管することに無條件に贊成することができないという意見も聞いておるのであります。この點深く考えて見なければならぬと思うのであります。第一次歐洲大戰の後に……。